土壌処理材(WEAKSシリーズ)

工場跡地土壌や産廃汚泥、焼成灰などにはヒ素や鉛などの有害な重金属成分が含まれていることがあり、それらに対し溶出対策を行う必要があります。
日本海水では、対象となる土壌の汚染度が低い場合に薬剤使用量を抑えてコストを低減できる独自技術の吸着層工法用資材を、また土壌汚染対策法に指定される重金属類を土壌溶出量基準以下にする不溶化材を取り扱っております。

「ウィークス-RE」

 

吸着層工法用資材「ウィークス-RE」「ウィークス-RZ」の特長
吸着性能が高く、少量の添加で対象元素を吸着し安定化することができます。
広いpH範囲(pH5~11)で、高い吸着性能を発揮します。
重金属などのイオンが複数共存する場合でも、同時処理が可能です。
土壌との混和性が良く、施工性が向上します。
適度に含水しているため、粉塵が舞わず良好な施工性を示します。

不溶化材「ウィークス-RX」の特長
複数の重金属等汚染に同時に対応することが可能です。
無機鉱物資材で構成されるため、有機キレート剤で懸念される生分解は起こりません。
鉱物資材が主となるため、資材として比較的安価なものとなります。
対象となる資材に対し事前に検討試験を行い、最適となる配合品をご提案します。
予め試験を実施することにより、確実な不溶化処理を実現します。

「ウィークスシリーズ」のラインアップ
日本海水は吸着層工法用資材として「ウィークス-RE」および「ウィークス-RZ」を取り扱っています。
「ウィークス-RE」は、特殊天然鉱物に基材である水酸化セリウムの超微粒子を担持させることで、自然界に存するヒ素などの重金属を効果的に吸着します。また「ウィークス-RZ」は基材として水酸化ジルコニウムを使用しており、従来品の「ウィークス-RE」と同等以上の吸着性能を有します。
さらに、不溶化材として「ウィークス-RX」を取り扱っています。